Adrian Vandenberg (1)『This Is War』
今回はAdrian Vandenbergを紹介。
結構な割合でWHITESNAKEで彼を知った人が多いと思うんですが、
高校生の自分はまさか『Here I Go Again』のsoloがJohn Sykesじゃないとか気付かないわけですよ😂
今聞けば音も違うしフレーズも丸わかりですが(笑)
今回は少し掘り下げてみます。この人といえばWHITESNAKE以前に活動していたVANDENBERG。
1st AlbumのVandenbergはシングルカットされた『Burning Heart』のヒットもあり、Billboard 200に最高65位まで上がりセールスは上々。
しかし、2nd AlbumのHeading For A Stormはなかなか伸びず最高位169位でセールスが落ち込んでしまう。
続く3rd AlbumのAlibiはついにBillboard 200に入らず、レコード会社との契約が打ち切られ、ボーカルのBert Heerinkの脱退や、AdrianのWHITESNAKE加入の話もあり、バンドは解散してしまいました。
そこで、今回はこの2nd Album、Heading For A Stormです。
前作が売れてしまった為のプレッシャー、半端なかったんでしょう。
といっても今日は秀逸なものも多々あるのでなぜかはわかりませんが…。
紹介するとしたらこの曲の他、無いと思っています(あくまで個人的主観です。)『This Is War』。
この哀愁漂う感じ、イントロのギターのフレーズ含めバッキング全体が泣いている気がします…。
そしてソロ。すぐに行かず焦らしながらの美しいソロ。終始ため息しか出ません。
早速弾いてみました。
実は自分がこの人を知ったのはこの曲でした。
イントロのアルペジオから歌の後ろで鳴るバッキングすらも泣いていて、
そんな中盛り上げるだけ盛り上げてからのGuitar solo♪
すべてが完璧。
フレーズの解説を少し。
この人の特徴としてはコードトーン、特に弦が良く飛びます。
1弦から3弦・2弦から4弦はよくある話、1弦から4弦までというのも決して難しくありません。
ということは自ずとミュートが肝心になってきます。
動画を見る限り自分もミュートが甘い箇所がありますが、そこはご勘弁を^^;
もう一つ弦飛びの注意点としては、次の音に移る際にリズムがおろそかになってしまうことです。
速弾きの常套句になってしまいますが、ゆっくりなテンポから始めて徐々にスピードを上げて行くしかありませんね。
今回はここまで。
ありがとうございました。