Pete Lesperance (1)『Sinking Ship』
今回はPete Lesperanceについて書きたいと思います。
1987年にカナダにて結成されたHarem Scaremのギタリスト。
バンドのほぼ全曲がこのPeteの作曲です(作詞はVocalのHarry Hess)。
1991年に1st album "Harem Scarem"
1993年に2nd albumである名盤、"Mood Swings"がリリース。
以降、1998年にはバンドの改名や2008年に解散などがあったものの、
2013年に再結成し現在では計14枚のスタジオアルバムをリリース。
その間にPete自身も2枚のSoloアルバムを発表しています。
この人の特徴は、なんと言ってもメロディアスかつさり気なくテクニカルなプレイをするところでしょうか。
ソロ自体も長くても16小節程度、テクニックを全面に出すタイプでは無い気がします。(とはいっても初期はTNTのRonni Le Tekrøばりにブリッジミュート強めのマシンガンピッキングをしまくっていたりもしましたw)
彼のギターヒーローは前記のRonniだったり、ExtremのNuno Bettencourt、Steve Vaiだそうです。Vaiに至っては過去にYoung Guitarでライブレポをしている記事があったくらい笑。
そんなHarem Scaremが2017年に発表した14th AlbumがUNITED。
今回は取り上げるのは、このアルバムに収録されている『Sinking Ship』です。
発売当初、この曲のMVは一番最初に上げられていました。
イントロの軽快なリフ、コーラスの美しいサビ、地味にテクニカルなことをサッと決めてしまうギターソロ。どれを取ってもHarem Scaremサウンドです。
PeteがSGを持っている姿はなかなか新鮮でもありました。
そして今回もこの曲を弾いてみました。
改めて、チョーキングやヴィブラート、スライドなどの基本と言われるテクニックがものすごく大事だなと痛感しました(^o^;)
それでいて初めて、最後の速いフレーズが生きてくるんです。。。
ホントこれに尽きます。
最後に本物のライブ映像を。
今気づきましたが、最後の最後の音はチョーキングですね。。。
今回はここまで。
ありがとうございました。