Jake E. Lee (4)『The Ultimate Sin』
今回もOzzy時代のJake E.Leeをご紹介。
前回までと違うのはJake在籍時代の2枚目のAlbum、The Ultimate Sin 『邦題:罪と罰』。全米最高6位の大ヒット。
前作、Bark At The Moonは制作に時間がなく、曲も過去のストックや急遽作ったものを寄せ集めたり、ギター録りにも時間が割けず(1週間もなかったとか)、Jake自身不満が残る結果になってしまったそうですが、今作はOzzyがアルコール中毒の治療のためクリニックに入所。
その為、残ったバンドメンバーで曲作りの段階から時間を掛けられた結果、Jakeも「どの曲も自分で気の済むようにやれた。」と言うほど非常に満足していたようです。
ただ悲しいことに、Ozzy自身がドラッグ+アルコールでボロボロで記憶も思い入れもないために、一時期Ozzyのキャリアから抹消されかかっていた作品でもあります…。
ここでアルバムのタイトルトラックである『The Ultimate Sin』。
前作と比べギターの音もクリア。このアルバムは全曲半音下げチューニング、曲によっては6弦のみ1音下げのドロップチューニングです。この曲も半音下げ+6弦1音下げ。
時折出てくるライブ映像でOzzyがストライパー化しているのに時代を感じてしまいます😂
この時のバンドメンバーはOzzyとJakeの他、オーディションの結果、BassがPhil Soussan、DrumはRandy Castilloが加入。
ちなみに、RandyはMOTLEY CRUEのTommy Leeの紹介がきっかけだったそうで、後にTommy Leeが一度MOTLEY CRUEを抜けた際、Ozzyの奥様・シャロンの紹介で加入したのだそう。
話を戻して『The Ultimate Sin』。今回も、この曲のギターソロを弾いてみました。
ではここでマニアック解説。
コード進行に沿って、コードトーン+テンションを加えたフレーズなので形を覚えれば難しくなく覚えられるはずですが、フレーズが相変わらずのストレッチ絡みなのでそこが問題。。。
特に後半は16分音符(1・2拍目)と6連符(3・4拍目)が交互に出て来てくるだけでただでさえリズムが非常に乱れやすいのに、右手がエコノミーピッキング連発なもんだからもう…。
Jake本人はサークルピッキング(円を描く感じでピッキング)的になってますけど、自分は6連符部分でエコノミーではなくインサイドピッキングで弾いてますね、できなかったんで笑
今回はここまで。
ありがとうございました。
↓前回のJakeの記事はこちらです。