Jake E. Lee (2)『Bark At The Moon』
今回は最近やたらとハマっているJakeの二回目です。
名曲揃いの加入一発目のアルバム、Bark At The Moon。
扱うのはJake E. LeeがOzzyバンドに加入した1発目のアルバムのタイトルトラック、『Bark At The Moon』です。
彼のリフマスターとしての名前が広がった名イントロ。
ギタリスト目線になってしまいますが、実は結構な勢いで指をガッツリ開くストレッチなフレーズなんです。
(人差し指が4弦5フレット、小指が2弦11フレットなんてところが…。)
この曲、ちょっとしたエピソードがあって、Jakeの過去の記事なんか読んでいたりすると、このソロは収録されたものとは別に、元々Jake自身で作ったソロがあったらしいんです。ただそれをOzzyが嫌がりあのソロになったとか…。
インタビューでもJake本人は、「中身のないジャム・セッションみたいなソロだ!」なんて言ってます…。
ギター小僧の我々からすると名リフ曲に名ソロ有り!なんて思っているんですけどね。
これがそのソロです😂↓
コピーしてみて特にわかるんですが、特にこの方はテンポやリズムのとり方でチョーキングにニュアンスを絶妙に操ってます。ゆっくり上げたり早かったり、ヴィブラートの揺れ然り。。。 難しいけど体得すれば間違いなく武器になる。
そしてこの曲、テンポがbpm=144くらいなんですが、後半の16分音符の上昇フレーズが曲者です。速すぎず遅くもなく、自分も弾ききれていないのが何とも…。
しかもその後の6連符はめちゃ速いという(-_-;)
更にはこのアウトロでのソロ。
この曲に関して元々の音源はメインフレーズの後ろでハモリが流れてますけど、
ライブ盤(1984年3月のSalt Lake City)は3回しあって、
Jakeは1回目にフリーなソロ、2回目にメインフレーズ、3回目はハモリフレーズ
な感じでやってました💡
音源に合わせると尺が足らないので、自分は1回目にメインフレーズ、2回目にはハモリフレーズを弾いてます。
フレーズ自体は全部16分音符だから言うほど難しく無いはずが、ストレッチのせいで難しくなってます😂 瞬時に開かないとノイズ出るし💦
一番の難所は、人差し指 3弦10フレット・中指 2弦13フレット・小指 2弦17フレットのFメジャーのところ。。。
この曲に関してはもう一つ話があって、テンポや雰囲気は違っていたみたいなんですが、元々在籍していたラフ・カットのために作ったっていう話も。
エピソードに事を欠かず面白い!
今回はここまで。
ありがとうございました。
前回のJakeの記事はこちら↓